スラップスティック1111。

ゆうべは彼女のバンドが初めてのスタジオ練習だってことで、ちょっと覗いてきた。
一人知らないメンバー(助っ人)がいるはずだったけど、仕事が終わらず間に合わなかったそうだ。

前日の電話でちょっとやりすぎたかなぁと思っていたので、彼女がどんな顔で来るかビクビクしていた。
スタジオ前で待ち合わせにやってきた彼女は、あ、お疲れさまです、なんて伏し目がちに言うくらいで、かなりヨソヨソしかった・・・と思ったら、入り口まで数メートル歩いている間に元通りになっていた。
・・・あぁ、目が悪いから僕が誰だかわからなかったのか。
本気で避けられたのかと思って、一瞬だが凹んだ。

練習が終わって軽く飲んで、彼女はメンバーの一人と部屋が近いので一緒に帰っていったけど、その人と別れた直後にはもう僕の携帯に着信があった。
何か話したいことがあった感じでもなく、ただ声が聞きたかっただけみたい。

避けられてるどころか、もしかしたらさらに近づいたのかもしれない。
今までにないタイプの女の子なので、こっちとしても驚かされることが多くて楽しい。
その分ヤキモキ感もすごいけど。

彼女はクリスマス前まで相当忙しいはずなので、それが終わってからどうなるのかが、色々なことの分れ目になるかもしれない。

クリスマスまであと一ヶ月、しずかに暮らそう。